カテゴリー「【注意情報】」の10件の記事

2010.05.19

【タイ】セントラルワールド炎上

4月27日の日記5月15日の日記
タイに関する事柄を少し書きました。
その時よりも少し良くなるかなと思ったのですが…

反政府デモ隊の首謀者が投降し、事態は収まったかに見えましたが
デモ隊の残留者が暴徒化し、街に火を放っています。

バンコクに観光で行った時、一度は訪れるセントラルワールドが
炎上してしまいました。

■thairat新聞『セントラルワールド炎上』
http://www.thairath.co.th/content/oversea/84009
Centan_3

■バンコク週報『「セントラルワールド」に倒壊の危険性」』
http://www.bangkokshuho.com/news.aspx?articleid=10108

タイ政府はバンコク都を含む24都県に対して「夜間外出禁止令」を発令しています。

現時点で、外務省の首都バンコクに対しての危険情報は
「渡航の延期」に引き上げられています。

※危険情報「渡航延期」とは:
「その国・地域への渡航は、どのような目的であれ
延期されるようおすすめするものです。
また、場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して
退避の可能性の検討や準備を促すメッセージを含むことがあります。」

■在タイ日本大使館
http://www.th.emb-japan.go.jp/jp/news/100519-7.htm
■海外安全情報
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=007#header
■バンコク都心の重大な衝突発生地域
http://www.th.emb-japan.go.jp/jp/news/100518map.pdf

暴動はデモ隊強制排除の衝突で封鎖された地域だけではなく
都内各地、郊外にも飛び火しています。
日本人が多く住む地域まで危険が及ぶ可能性があり
滞在者、在住者の方はくれぐれも注意してください。


***
19日、在タイ日本人の方が電話で、日本のテレビのインタビューに
暴動が封鎖地区以外でも起きていることに対して
「遠くで起きた事件だったのに、危険が近づいてきている感じ」
と言ったのが印象に残りました。
日本人が多く住む地区から2km程しか離れていないところで
銃撃戦があり、人が死んでいて、他人事ではないハズの事を
どうして遠くの事件だと思えるんでしょうか…
海外に住むには近所で火事が起きないと、身近な事件として捉えない
鈍感さが必要なのかもしれません。

(もちろんイヤミです、鈍感である必要はまったくないでしょう)


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2010.05.15

もうタイに住んでいませんが

4月27日の日記に
「GW以降、夏休みもバンコクへの渡航はお奨めしません。」
と書きました。

現在、日記に注意を書いて良かったと思える程
さらにタイの状況は悪くなっています。

観光客が多く訪れるラチャプラソン地区が
反政府組織のデモ隊に占拠されて2か月
在タイ日本人も多く住むラチャプラロップ通り周辺では
銃撃戦が起こりました。

■asahi.com
「警告なく発砲・殺気立つデモ隊…バンコク市街戦の様相」
http://www.asahi.com/international/update/0514/TKY201005140610.html?ref=reca

5月15日、米国ではタイの首都への入国を
制限する警戒が出されました。
■ロイター
「U.S., UK issue warnings on Bangkok」
http://bit.ly/cYGBzU

現時点で、外務省はタイへの危険情報は
「渡航の是非検討」のままですが
在バンコク日本大使館が危険地域にあるため
他所に仮事務所を設ける様な状況です。
■在タイ日本大使館
「反独裁民主戦線(UDD)によるデモ集会・行進実施に関する
注意喚起」(2010年5月15日18:00現在)
http://www.th.emb-japan.go.jp/jp/news/100515-2.htm

タイに滞在中の観光客の方は外出を控え
在留の方は、封鎖地域付近には近づかないよう気をつけてください。

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2010.04.27

もうタイに住んでいないので

去年の夏に沖縄に引っ越してきて
今はタイに住んでいないので、ブログでは
今回のタイの状況について書きませんでした。

『ラチャプラソン交差点がどこだかわからない』 ような
タイ初心者の方には今入国して欲しくなくて
しばらく前からtwitterでは
「GWの旅行先を変更した方がいい」とつぶやいています。
(爆発の前に1人フォロワーさんが旅行先を変更してくれました)

外務省がなかなか危険情報を「渡航の是非検討」に
引き上げないので 、すごく腹がたちました。
色々事情があるのはわかるけど…(旅行代理店の損害とか)
どこでデモが集まってるのか、わかんない旅行者を
放っておかないで欲しいです。

アピシット首相が時期は発表してませんが
近々、デモ隊の強制排除が行われると記者会見で話しました。
その時「どこまでが現場になるか」がわからない人は
うっかり流れ弾に当たってしまう危険性があります。

なので、夏休みにタイに行く予定の人にちょっと一言

タイに住んでいる人、何度も旅行に行って慣れている人は
危険な場所がわかっていますが
初心者の方には「いざという時どこに逃げていいかわからない」のです。

今後も「デモが幹線道路を占拠→国がデモを排除」という
状況が繰り返し起こらないとも限りません。

観光客が減ってしまうのは寂しいですが
解散総選挙が決まらないうちは
GW以降、夏休みもバンコクへの渡航はお奨めしません。


*****
同じ場所で撮影された2枚の写真。4年前は黄色一色でした。

タイ英字新聞「THE NATION」2010年4月24日の表紙 http://bit.ly/cvtypGhttp://bit.ly/cvtypG
「バンコク週報」2006年即位60周年記念日の写真 http://bit.ly/c5me1Y

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2009.04.13

【タイ】デモ・道路封鎖・威嚇射撃注意

■赤服、ディンデーンでバスを乗っ取り軍に突撃
13日14:00前に確認できたネーション系のタイ語速報によると、
同日13:40頃、軍が制圧したディンデーンの交差点で、
赤服軍団が乗っ取ったバスを軍側が防御用に路上に駐車しておいた
バス車両に衝突させると共にバスに火を放った事をきっかけとした
再度衝突が発生している模様。
2009年4月13日16時13分配信【タイの地元新聞を読む】


*****
戦勝記念塔付近、ディンデン通り、ラチャプラロップ通りで
軍による威嚇射撃がありました。

↓写真は今放映されているTVタイのニュースを撮影したものです。
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こんな水掛祭りの待ち伏せはイヤだ
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ラチャプラロップ通り制圧
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バスの運転手さんの安否は?
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ソンクラーン(水掛祭り)が、ソンクラーム(争い)に
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制圧したと思ったら、返り討ち、にらみ合い
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「国連さん、タイを助けて」チェンマイ市民の声は届くのか

タイ在住者の方、観光でタイに滞在している方
デモ隊、人混みには近づかないようにしてください。

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2008.05.29

一部デモ隊による衝突について

■在タイ日本国大使館からのお知らせ■

一部デモ隊による衝突について(2008/05/27)

 5月25日夜、バンコク市内の民主記念塔付近より
民主主義市民連合が数千人規模のデモを実施していましたが、
国連ビル前のマカワン橋付近(ラーチャダムヌーン通り)において
小競り合いが発生し、20人が負傷(内重傷者4名)しました。
 その後、連合派と反連合派の一部の者による衝突が発生し、
タイ警察が介入する事態へと発展しました。

 現時点では、事態は平穏化していますが、
引き続き国連ビル前にて座り込みによるデモが行われており、
事態が収束する目処は現在のところたっておりません。

 つきましては、旅行者や在留邦人の皆様においては、
これらの衝突に巻き込まれないよう、デモ隊には近づかないことを
お勧め致します。

在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人保護)
電話:(66-2)207-8501、696-3001(パスポート、証明、在外選挙等)


*****
■バンコク週報WEBニュース■

混迷するタイ政局、国軍に動きも

 改憲に反対する運動が活発化するなど
政局が混迷するなか、国軍の動きが注目されている。

 関係筋によれば、市民組織が与党第1党・
市民の力党(サマック党首)主導の憲法改正の阻止を目的に
活動を活発化させ、政局が混迷の度を深める恐れがあることから、
アヌポン陸軍司令官が外遊中のプラユット陸軍第1管区司令官を
急きょ帰国させたという。同管区は首都圏を管轄している。

 反タクシン派の民間組織「市民民主連合(PAD)」は
今月25日、改憲に反対する反政府集会を決行し、
集会参加者の一部は政府が改憲を断念するまで
座り込みを続ける構えを見せている。

 さらに、先に改憲動議に賛成した議員の罷免を上院議長に要請。
今月30日には政府庁舎前で大規模な反政府集会を開くとともに、
有権者3万人以上の署名を集め、改めてこれら議員の解任を
要請することにしている。

 一方、チャクラポップ首相府相の不敬疑惑に国軍首脳部が
強い不快感を示しているとされ、新たな軍事クーデターの可能性が
取り沙汰されており、これも政治的不安定要因となっている。

日刊バンコク週報(2008.5.29)より抜粋


*****
観光でバンコクへ来ている方は
王宮前広場、民主記念塔、国連ビル前、政府庁舎前
にいるデモ隊にはついて行かないように
そして、デモ隊と警察の衝突に
巻き込まれないように注意してください。

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2007.08.17

憲法草案国民投票

8月19日、タイで憲法草案国民投票があります。

15日、王宮前広場(サナムルアン)で
新憲法草案に反対する市民1万人以上が集まった
草案反対運動のデモがありました。

投票日の前後、デモや集会などが各地で行われますので
観光に来られる方は、王宮や政府関係施設には
なるべく立ち寄らない方がいいかと思います。

*****

タイでは選挙のとき、前日から飲酒禁止なので
もしや19日前後は繁華街のお店はお休みか?
と思ったら、通常の選挙じゃないから
酒類の販売は禁止ではないそうです。

18日から20日まで3連休です。
公共機関はお休みになる所もあるので
タイに遊びに来てる方、気をつけましょう。
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15日、BTSチットロム駅にて
黒いポロシャツの集団がシュプレヒコールをあげていたので
「すわ、タクシン派のデモか!?」とビビル
(タクシン派は黒いシャツで集会をする)
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赤い服の女性もいたので
「タクシン派で憲法草案反対派のデモか!?」と思ったら
(憲法草案反対派は赤いシャツで集会をする)
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クルマ屋とガソリン屋の宣伝だった
普通の繁華街で(チットロムは新宿みたいなところ)
デモかと思って焦った〜

暑いのに着ぐるみご苦労様です。

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2007.04.21

海外安全情報

■外務省・海外安全情報よりお知らせ■

首都バンコク(タイ):大規模集会に対する注意喚起

1.現地報道によれば、2007年4月25日に
首都バンコクにある国会議事堂前で仏教徒7団体による
大規模な集会が計画されており、その規模は10万人から
20万人とも予測されています。

2.タイにおいては、国民の95パーセントが仏教徒と
されていますが、憲法では国教について明文化されておらず、
これらの団体は「仏教が国教である」と、憲法で制定するよう
憲法起草委員らに訴える意向であるとみられています。
また、タイ南部においては依然、分離独立を標榜する
イスラム過激派の活動が激化しており、
今回の仏教徒集会が与える影響も懸念されます。

3.つきましては、首都バンコクに渡航・滞在される方は、
集会が実施されている場所や群衆などに近づかない等、
不測の事態に巻き込まれないよう心掛けてください。

*****
来週、バンコクへ来られる方
ファランポーン駅より西へ行く際は
注意して観光してください。

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2006.09.21

クーデター翌日のバンコク

仕事の取材で偶然にも(ほんとよ・笑)
国会議事堂近くを通ったので写真を撮ってきました。

まず家の近くのショッピングモールのフードコート
平日銀行員で超満員なのに今日はガラガラ
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いつもは渋滞のスクムヴィット通り
ソンクラン(タイ正月)の時みたいに空いてる
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カオサン近くの民主記念塔
ロータリーをぐるっと軍人さんが警備
黄色いリボンを自動小銃の銃身に巻き
「無血クーデター」をアピール
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カオサンはいつも通り、でもテレビが撮影に来ていた
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公共機関、学校はお休み
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国会議事堂周辺は交通規制があり
立ち入り禁止・・・のはずだけど通行人あり
写真はプラチャーティパタイ通り
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「写真撮ってもいいよ」と、軍人さん
一般民間人にはフレンドリー
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子供と一緒に記念撮影
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戦車が通った後の道路はがたがた
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立ち入り禁止区域内に居住している人は
出入り自由らしい
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普段見る機会がないし触る機会もないので
戦車大人気
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私も触ってみました、ぺと
戦車にミカンが積んであり、ほのぼの
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戦車を撮りたくて一眼レフを抱えた青年がうろうろ
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立ち入り禁止区域内で堂々と街中を撮影する人
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立ち入り禁止区域内のお店は全部閉店
・・・でもコンビニと屋台は営業
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タイの霞ヶ関、ラチャダムヌン・ノーク通り
国会議事堂までの道を交通規制
野次馬と報道陣でごったがえしていた
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報道陣のカメラの前で「タクシン出て行け」と
シュプレヒコールをあげるタイの人たち
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軍関係の建物に各国大使館の車が集結
国会議事堂まで移動する車が続々と通った
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色んな国の大使の車が通った
日本の大使は行ったのかな?
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こちらの通りは交通規制が厳しい
しかし軍人さんはアイドルのように記念撮影されてた
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四角い顔の男「出て行け」ズボン
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Tシャツじゃなくてズボンにプリントしてあるって事は
尻に敷きたいからなんだろうな
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一番いいポイントでゴザを引いて出待ちしてるおばちゃん
前の晩からいたのか?
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なにがしかのメッセージ書かれた車
読めない・・・
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ラチャダムヌン・スタジアム
昨日試合出来たのかな?
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国連前は静か、来月ここでマラソン大会が
あるんだけど、ちゃんと開催されるかな?
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パンティッププラザは通常営業
観光客もいつも通り
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プラトゥーナム・プラザは休み
プラトゥーナム・センターは営業
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セントラルワールドプラザは営業中
でも閉店時間が繰り上げられた
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うちの近所のナナプラザは通常営業(笑)
「昨日も営業してた」と呼び込みギャルが言った
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突然の休日に街中の子供達は大喜び
首相も替わって大人も喜んでるかな
またもとの平和なタイに戻って欲しいです。
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2006.09.20

タイのクーデターについて

心配してメールを下さった皆様ありがとうございます。
10日タイの首都バンコクでクーデターがありましたが
我が家は無事であります。

順番に昨夜から起こった出来事のみ
ネットで流れたニュースを交えてお伝えします。

***
19日10時過ぎタイの民放TVが一斉に同じ画面になり
変だなと思い、CNNを見てクーデターが起こったことを
知りました。
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***
CNNではバンコク都内に戦車が徘徊している
映像が映っており
タクシン首相に対する軍のクーデターだと
報道されました。

***
■読売新聞■ 9月20日1時52分
「相府近くの橋上に戦車、静まりかえるバンコク」
【バンコク=太田誠】
バンコク中心部にある首相府の東約100メートル
付近の橋の上には19日午後10時50分
(日本時間20日午前零時50分) ごろ、
戦車2台が道をふさぐように停止し、
一般車両が通れないように交通を遮断した。

戦車は銃口を首相府とは反対側の交差点側に向け、
橋の中央に停止。戦車の上では兵士が機関銃に手をかけて、
周囲を見渡しながら警戒する様子がみられた。
現場付近では、普段は歩き回る市民の姿は見あたらず、
時折、パトカーが通る以外はひっそりと静まりかえっていた。

兵士らは赤と白の旗がついた木のポールを立て、
橋の上に非常線を築こうしているようにみえた。
 
また、首相府近くの国会議事堂前にも戦車2台が陣取り、
南東側に位置する首相府に近づかないように交通を遮断した。

***
20日タイ時間00:00
CNNとBBCの放送が中断されました。
NHKはサイエンスZEROをやってます(笑)

携帯電話は通じますし、ネットも使えます。
タイの新聞社の知り合いから電話があり
夜間外出は控えるよう言われました。

タイのテレビがネットで見ることができましたが
ニュースを見る事は出来ませんでした。
http://thai.cside.tv/live/

***
20日タイ時間01:00
■NHKニュース■
タクシン暫定首相が出した「ソンテイ陸軍司令官解任と
非常事態宣言」は無効であり
軍隊と警察が戒厳令を全国に出した。


CNN、BBCともにまだ映像が流れず
最新情報がつかめませんでした。
タイの衛星放送が電波が遮断されて見ることが出来ません。
うちの衛星はアジアサットでタイのものではないので
NHKワールドは見られました。

***
■「タイの地元新聞を読む」から転載 ■
(タイ時間 0:55掲載 1:35最終更新)
http://thaina.seesaa.net/

行政改革団、全土の全権を掌握すると共に憲法を一時停止

立憲君主制下に於ける行政改革団は
第三号公報文書の中で、国土の全権を掌握した事を
明らかにした上で、改革実現の為に1997年憲法の
全文を一時停止させる(三権の機能も一時停止) と共に、
当面は行政改革団の発布する規則に則り統治が行われる
旨アナウンスした模様。

尚、枢密院の機能は停止させない事を
明らかにしているようです。

一方、民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏は
20日0:30過ぎ、ASTVのNew1の中で、
ソンティ陸軍司令長官を首班とする政治改革団が
全権を掌握した事は、早期の正常化を実現させ、
中立的な首相による政治改革を実現させることに
繋がる歓迎できる出来事であるとの声明を発表しました。

尚、20日予定されていた市民集会の中止が決定された模様。
また、ASTVによると、同局以外の放送局は、
当局側がロックしており、職員が社屋に入れない状態にある
模様。

20日1時過ぎ現在、僅かにソンティ・リムトーングン氏の
ASTV系のNews1のみが報道を許されている状態。
(もしかすると行政改革団と通じていた?)

また、タクシン支持派の軍関係者が首都圏近郊で
体制を整え始めているとの報道も。

---------------------------------

報道によると、第一から第三方面部隊がクーデターの
主力戦力として関与、またタクシン暫定首相のクーデターに
関する発表を放送しようとした(それとも放送した?)
MCOTの総裁及びタンマラック暫定防衛大臣の身柄が
行政改革団側により拘束された模様。

 また憲法の停止により三権の機能も停止された旨
アナウンスされましたが、司法に関しては憲法裁判所の
機能のみが停止され、その他の裁判所は、
今後行政改革団が公布する規則に則り任務を
遂行するとしているようです。

***
■「タイの地元新聞を読む」から転載■
(タイ時間 2:05掲載 2:20最終更新)

当面ソンティ陸軍大将が首相の機能を担う

立憲君主制下に於ける行政改革団は20日、
第四号公報文書の中で、当面首相の機能は
行政改革団の首班 (ソンティ・ブンヤッガリン大将)が
担うとし、 また閣僚の機能は行政改革団の首班が
特別に指名しない限りは
当面各省の次官が担う旨発表しました。

また、今後の情勢のアップデート等は陸軍系のch5で行う旨
アナウンスされているようです。

一方、タクシン暫定首相に同行している
スラポン暫定政府報道官は外国の報道機関に対して、
彼らの企みは失敗に終わる、我々は情勢を掌握する事が
出来ると語っていたようです。

* 尚、クーデターを引き起こした団体の名称は直訳すると
「国王を元首に抱く民主主義体制下に於ける行政改革団」
という様な訳になると思いますが、便宜上立憲君主制下に於ける
行政改革団、略して行政改革団という単語を使用させて
いただいております。

***
■読売新聞■(09月20日 11:02)
タイのクーデター、外務省が渡航自粛要請

タイでのクーデター発生を受けて、外務省は20日午前、
スポット情報を発出し、タイへの渡航を予定している人に対し、
状況が明らかになるまで渡航を差し控えるように勧める
とともに、在留邦人に自宅、ホテルなど安全な場所に待機し、
外出を控えるように呼びかけた。
同省によるとタイには約3万6000人の在留邦人がいるが
被害が出たという情報はないという。

***
↑やってくれました日本の外務省、よ!給料泥棒。
きちんと安否確認せず、一方的にメルマガを流しただけで
「邦人無事」のニュースを日本に流したそうです。
頼るつもりはこれっぽちもありませんが、これは酷すぎる。

***
20日、一夜明けて昼過ぎ
一部の道路は交通が規制されています。
通行禁止区域内に戦車、装甲車が待機。

公共機関、学校はお休み
あまり外出しないようにとのお足しが出ているため
交通量、通勤の人は少なめのようです。
今のところドンパチはありません。

今後、反タクシン派がどう動くか
国外脱出したタクシン派は戻ってくるのか
軍隊と警察はどうするのか・・・等々、気になりますが
個人的には政局を冷静に見守る事しか出来ません。
前回のクーデターの時みたいに流血がないことを願います。

日本人は平和ボケしてると言われてるけど
戦車の前で記念撮影しちゃうタイ人もいて
さらに上を行くな〜っと(笑)
当事国なのにのんびりしてるな〜っと
ますますタイを好きなった私

***
■クーデターから一夜明けたバンコク市内
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2468987/picture_detail
■[タイ]首相の強権・腐敗体質、クーデター招く
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2468680/detail

■[タイ・クーデター]平穏なバンコク 観光客が記念写真も
 【バンコク春日孝之】
戒厳令が発令されたタイの首都バンコク。
首相府などの付近に戦車や装甲車で詰める兵士に緊張感はない。
市民や観光客が周囲に集まり、記念写真を撮るなど
「静かなクーデター」を印象づけた。
 「クーデター発生」の情報が流れた19日午後9時すぎ。
2台の戦車が待機する首相府北門前で実況していたテレビ局の
女性記者(35)に、日本人観光客が「何のイベントですか?」
と声をかけた。記者は「クーデター取材は初めてだけど、
タイ式クーデターは平穏そのものね」。ただ、クーデターには
「民主主義をおとしめるから正当化できない」と話した。

 戒厳令が出た後の翌20日午前1時。
北門周辺には15人ほどの兵士が詰めているが、
時折タバコを吸ったり、談笑したりしている。
テレビのニュースでクーデターを知ったタイ航空の女性社員
(23)は、完全武装して戦車の前に立つ兵士を
「よくやったね」と激励、一緒に写真に収まった。
社員は「タクシン首相は嫌い。首相一族は不透明な株取引で
大もうけをしたから」と笑顔で語った。

夫の駐在に伴って今年4月からバンコクで暮らす小川由美さん
(40)は「まさかバンコクでこんなことがあるなんて。
日本人学校と幼稚園は臨時休校になり、外出が禁止されている
ので、買い物ができるかも心配」と不安な表情をみせた。

***
ネット上でクーデターについて書かれた日記に
「タイは平和な国だと思ってた、驚き」みたいな文が多く
上記ニュースの奥様の意見と合わせて思った

『まったく行くつもりもない国のことに関して
なにも知らないというなら仕方ないが・・・
自分が旅行する国、滞在する国の安全情報を
調べてから行かないの?』

今クーデター起こってるから、みんな騒いでるけど
タイの大阪「ハジャイ」で爆弾テロあったばかりなんだから
先にそっちも警戒しておくべきなんじゃないの?
そうじゃなくたって深南部(タイの鹿児島あたり)じゃ
毎日ドンパチやってんだから
(クーデターだって今までなかった事じゃないし)

調べた上でそれでも来るならいいけど
来てから「どうしましょう〜」じゃ、遅いのに・・・

旅行は自己責任、渡航前にせめてその国の
危険スポットくらい調べて欲しいな

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2004.05.01

海外危険情報

日本は「ご〜るでんうい〜く」に突入したのだにゃ〜うちの近所タイの六本木「ナナ・プラザ」に某・歩き方(または○ダイ)を握りしめた日本人(男性のみだが)観光客が増殖中である。閉店間近の入り口付近にはとっても綺麗なレディボゥイが獲物を狙っているのでお気をつけあそばせ。
観光に来てバンコクで遊んでいる分には危なくはない。しかし、わざわざ南部国境付近に行く人はゲリラに注意。
先日南部国境付近で警察襲撃事件や銃撃戦があり死者が多数出た。そんな事もあってナナ・プラザ近くの中級ホテルマリオットにすら、玄関前には自動小銃を持った兵隊さんが犯罪者に目を光らせている。
国は違うがインドネシアでは同じマリオットホテルが爆破されているので注意しているのだろう。
人気の多い所では注意が必要…って、そりゃ無理か。
nana01.jpg
タイには(漫画家にも)ご〜るでんうぃ〜くなんてもんはない。が、1日:メーデー、2日:日曜日、3日:振替休日、5日:国王即位記念日で休み、これじゃ連休と同じではないか(怒)おかげで国際宅急便が送れない〜、ぷんぷん。普段利用している国際宅急便「DHL」プロモーション(レースクィーンの様なギャルがかわいかった)も結構だが年中無休にしてくれると一番ありがたいぞと。クロネコはいいなあ(笑)
dhl01.jpg

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