一部デモ隊による衝突について
■在タイ日本国大使館からのお知らせ■
一部デモ隊による衝突について(2008/05/27)
5月25日夜、バンコク市内の民主記念塔付近より
民主主義市民連合が数千人規模のデモを実施していましたが、
国連ビル前のマカワン橋付近(ラーチャダムヌーン通り)において
小競り合いが発生し、20人が負傷(内重傷者4名)しました。
その後、連合派と反連合派の一部の者による衝突が発生し、
タイ警察が介入する事態へと発展しました。
現時点では、事態は平穏化していますが、
引き続き国連ビル前にて座り込みによるデモが行われており、
事態が収束する目処は現在のところたっておりません。
つきましては、旅行者や在留邦人の皆様においては、
これらの衝突に巻き込まれないよう、デモ隊には近づかないことを
お勧め致します。
在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人保護)
電話:(66-2)207-8501、696-3001(パスポート、証明、在外選挙等)
*****
■バンコク週報WEBニュース■
混迷するタイ政局、国軍に動きも
改憲に反対する運動が活発化するなど
政局が混迷するなか、国軍の動きが注目されている。
関係筋によれば、市民組織が与党第1党・
市民の力党(サマック党首)主導の憲法改正の阻止を目的に
活動を活発化させ、政局が混迷の度を深める恐れがあることから、
アヌポン陸軍司令官が外遊中のプラユット陸軍第1管区司令官を
急きょ帰国させたという。同管区は首都圏を管轄している。
反タクシン派の民間組織「市民民主連合(PAD)」は
今月25日、改憲に反対する反政府集会を決行し、
集会参加者の一部は政府が改憲を断念するまで
座り込みを続ける構えを見せている。
さらに、先に改憲動議に賛成した議員の罷免を上院議長に要請。
今月30日には政府庁舎前で大規模な反政府集会を開くとともに、
有権者3万人以上の署名を集め、改めてこれら議員の解任を
要請することにしている。
一方、チャクラポップ首相府相の不敬疑惑に国軍首脳部が
強い不快感を示しているとされ、新たな軍事クーデターの可能性が
取り沙汰されており、これも政治的不安定要因となっている。
日刊バンコク週報(2008.5.29)より抜粋
*****
観光でバンコクへ来ている方は
王宮前広場、民主記念塔、国連ビル前、政府庁舎前
にいるデモ隊にはついて行かないように
そして、デモ隊と警察の衝突に
巻き込まれないように注意してください。
| 固定リンク
「【注意情報】」カテゴリの記事
- 【タイ】セントラルワールド炎上(2010.05.19)
- もうタイに住んでいませんが(2010.05.15)
- もうタイに住んでいないので(2010.04.27)
- 【タイ】デモ・道路封鎖・威嚇射撃注意(2009.04.13)
- 一部デモ隊による衝突について(2008.05.29)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント