カンボジアへ行ったにょ
先月終わりに滞在延長のため隣国カンボジアへ行ったにょん。
朝6時アソーク交差点soiカーボーイはす向かいのバス停にてバスを待つ。前日電話で「5分前に来てね」と言われたので早めに来たのだが、肝心のバスは約束の時間に来やしねえ(笑)10分遅れてバスが来た、なんてマイペンライなスケジュールなのだろう。
バスに乗り込み指定の場所に座ろうとしたら先客がいた。替わってもらおうかと思ったけど他が空いていたしマイペンライだね。出発するとバス会社の人がお弁当をくれたりジュースをくれたりいたれりつくせり。高速に乗ってからは渋滞も無くノンストレス。だが、30分も走ると畑や田んぼしかなくなり景色はずっと単調。うわ〜。
タイ国側の国境の街アランヤプラテートヘはバンコク市内からバスでおよそ4時間。タイにビザなしで滞在している人が滞在延長のために出国するには一番便利な所。(タイはノンビザでの滞在は30日までなので、ずっといるには毎月何処かへ出国しなければならないのだ)
いままで道中何も無かったのに国境に近づいたらにぎやかになって来た。
街には市場がありタイ人やカンボジア人でにぎわっているのだが観光はさせてもらえなかった(泣)
カンボジアとタイの間をいそがしそうに荷物を運ぶ人たち。たまに人間も運んでる。
タイ側から見たカンボジアへの国境。日本には国境はないし、陸路での国境越えも初めて。とことこ歩いていたら下から手を引っ張られた。小さな子供が「ハロ〜ワンバ〜ツ」と言って手を差し出す。紀行本によく書かれていた事は本当だった。ポイペットから来ている路上生活者があちこちに沢山いる。国境への道沿いにもずらっと並んで座っていた。報道カメラマンではないのであえて写真は撮らなかったが、地雷で足が無い人とか戦争犠牲者はもういないと思っている人たちには見せてあげた方がいいのかもしれない。ストマーを付けて杖で歩いている少年の将来を考えるのは余計なおせっかいなんだろうけど、彼らの為に出来るだけの事はしたいと思った。タイの深南部への寄付は行っているが、今後はカンボジア地雷撤去への寄付もしていきたい。(なんかこんな事書くと例のボランティア姉ちゃんみたいと思われるんだろうなあ、まあいいや)
出国審査を受ける直前係りの人に「オーバーステイしてるね」と言われびっくり。しえ〜ビザの期限を間違えてた〜。4日間滞在オーバーしていたので罰金800バーツ徴収される。罰金の上限は2万バーツ、ちまちま出国しないで3年くらいオーバーステイして罰金払ったら?とか豪快な事言われた(笑)
バスでカンボジア国境の街ポイペットへ行くのかと思ったら、国境のすぐ隣にあるカジノホテルへ連れて行かれ食事と称して軟禁された。その間、係の人がカンボジアの入国管理局でカンボジアのビザを取り、パスポートに入国&出国スタンプを押しに行ってくれて、実質自分は出国してないんである。
ほんとは航空券なしにハンコだけもらって出たり入ったりしちゃいけないのだけど、カジノで遊んでくれるならスタンプ押してやらん事も無いよと言う事らしい…袖の下も多少あるんだろう、グレ〜イな感じではあるがこれも国境の街のひとつのビジネスってやつだね。
帰りにタイ側のアライバルで入国審査を受け滞在延長作業終了。タイってアバウト…アメリカじゃあ、こ〜はいくまい。
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